道東エリアリノベーションプロジェクト

ゲストハウス

リノベーションワークショップDay10(ゲストハウス)2019.12.14

12月14日(土) ワークショップ10日目 
~家具製作編~

ついに雪が降り、朝は雪かきからのスタート。
それでも今年は雪がだいぶ遅い。
講座内容は、初心者でもできる家具づくりのコツ。
「棚を作る」という時にも、用途によって必要な強度が変わります。
小物置くのと、本を置くのでは必要な強度が違うので、
用途に合わせどんな板を使うといいか、強度を出すやり方は?などを学びます。

現地にはゲストハウスのベッド製作のための木材がどどーんと山積みに。
作業前の様子はこちら。
前回のワークショップ後に、津別高校の学生さんたちが塗装に来てくれたので、
各部屋カラフルに塗り上げられています!

このカラーは、既存の壁面を生かすところとのバランスも考え、
シゲチャンランドの大西重成さんが考案して下さった色なんです。

床の塗装が終わっている部屋もあります。
この日の作業は、1階の部屋間の開口部とその周りの壁。

2階のベッド製作班は、1階で材料を切る担当と、
2階で組み立てていく2班でスタート。

各チーム打合せをしていざスタート。
ベッドの部材をカットしている間、組立班は作業場や道具の準備。
工具も充実してきて、カウンターが工具置き場で活躍しています。

L字の金具は、建材用の金具。
この日のベッド製作で重要な金具です。
途中、大工さんと裏の扉周りなどの対策の打ち合わせも実施。
材料の切り出しも進み、ベッドの組立に入ります。
測って、直角に止めていく作業。

直角クランプで固定して止める予定が、
板の幅が合わず・・・やり方を変更。
仮止めをして直角定規で確認してL字金具で固定していきます。

測った印をつけるときは、その長さのところにvの先端がくるように。
間違えた線には×、正しい線には〇をつけてだれでもわかるように。
などなど、DIYなどが全く初めてという人にも、わかりやすく作業を教えてもらいながら進めていきます。
1階の階段部分は組みあがっているので段ボールで養生を。
お昼休憩は、JIMBAへ移動。
午後も、引き続きベッドを組み立てていきます。
午前中は初めての作業で教わりながら時間もかかったけど、
午後はみんな慣れてきてスピードもUP!

この日の目標はベッド1台半くらい。
組立の位置を合わせるために、こんな感じで型を作製。
これにあわせて作業効率も上がります。
作成した枠に、ベッドの横側の部材をはめてクランプで固定、
仮のビス止めを行います。
1階、開口部にレールが取り付けられました。
そして再利用するふすまに、タイヤが入る穴をあけ、取り付けます。
ドリルやジグソーで穴をあけていきます。
ノミで削るのが早いのですが、刃が悪くなっていたため、
他の道具で代用。カッターやマルチツールも活用して仕上げました。
その間、開口部周りの壁面も、不要な板をはがし、ボード貼りを進めています。
端材がぴったりはまる!という奇跡の連続でどんどん進んでいます。
ベッド2台、枠が組みあがりました!
2段目の部分に座っても大丈夫!強度もばっちりです!
水平器でしっかり水平も確認します。
ベッドの大枠2台組めたところで休憩タイム。
熱々の焼き芋の差し入れも頂き、ありがとうございます!
ベッドの金具を隠す板材を切り、取り付けていきます。
各所作業が進み、少し残っていた建具周りの隙間埋めを。
下地がない狭い部分は、最後にコーキングで埋めることにし、大工作業の残っている箇所を進めます。
ベッドはここまで進みました。
翌日も、引き続きベッド製作を進めていきます!
道東テレビさんの取材動画です!
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